実家で感じる娘の成長
アンニョンハセヨ、インジュです。
新型コロナウイルスで自粛の毎日ですが、皆さん元気に過ごしていますか?
私は第2子の出産を控え、先月から神奈川の実家に戻っています。
当初は5月に入ってから戻る予定だったのですが、超心配性の父の意見を取り入れて少し早めに帰って来ました。
基本的に情報は韓国のニュースやネットから仕入れる父は、韓国政府の対応に比べて日本は不安でしかないと、韓国への疎開(出産も!)まで提案してきました。
もうすぐ臨月なのでありえないと拒否する代わりに、都内に近い自宅にいるよりは安心してくれるだろうと実家へ戻りました。
ご存知のように今回の新型コロナウイルス対策で韓国は高い評価を受けています。
緊急事態宣言が延長された日本に対して、韓国は今月6日からウイルス対策を1段階緩めて「生活の中で距離を置く」方針に入りました。
毎日の国内の感染者数は1ケタに迫る水準で、閉鎖していた施設だけでなく19日からは学校も段階的に再開していくといいます。
知人たちのSNSを見ると、友人とカフェや飲み会に行ったり、多勢で集まる結婚式にも参列したり…
少しずつ日常を取り戻しながら新緑の季節を楽しむ姿が、ただひたすらうらやましい。早く日本もこういう日々が訪れてほしいです。
というのも私の場合、このままだと産院が家族すら面会NGで孤独な出産になりそうなのです。
まだ1歳5か月の娘はオンマと一晩中離れたことがありません。それが何日もなんて想像するだけで涙……
でも状況は世界中同じようで、米国や韓国もこの時期に出産した人たちはみんな夫の立ち合いもなしで、頑張って子どもを産んでいました。
コロナに負けずに私も頑張るぞ、奮い立たせていたところ、何とここに来て切迫早産に…!
入院は免れましたが、外出など言語道断、食事やお風呂やトイレ以外は横になっている生活が始まりました。
最初はしんどかったのですが今はすっかり慣れて、両親に全て任せて心置きなくゴロゴロ。
ネットフリックスで話題の韓国ドラマ「愛の不時着」にすっかりハマって退屈せずに過ごせています。
韓国の社長令嬢と北朝鮮兵士のラブコメディーで、ありえない展開に大笑いするものの、南と北のあるべき姿を考えさせられてジンと来たりもします。超おすすめ!
しかしあっという間に全16話を見終わってしまい、次は何を見ようか…
さて、そんな実家生活なのですが。
未だに言葉が出てこない娘を心配していたのですが、ここでは少しずつ言葉が出てきてびっくりしています。
もともと娘と2人でいる時は韓国語、日本人の夫と一緒にいる時は日本語としていたのですが、本人もこんがらがっていたのでしょうか。
ハラボジ・ハルモニと韓国語オンリーの環境になったところ、意思疎通ができつつあることを実感しました。
「밥 (ごはん)」とか「딸기 (いちご)」という単語が出たり、こちらの指示を聞きとったり。
この間は夫の写真を見せて「아빠 어디야? (アッパはどこ?)」と聞いたら指をさすので驚きました。
まさか韓国語を先に理解するとは…!
あれもできない、これもできないと悩んでいたのに、ちゃんと成長しているんだな。
保育園に通うようになったら日本語が多くなると思いますが、できる範囲でバイリンガル教育を続けていきたいなと思っています。
予定日は6月中旬なので、次回のブログも更新できたらと思うのですがどうなることやら。
赤ちゃんがもう少しお腹の中で育って、そして良い報告ができる日が来ますように…!
皆さんもコロナの自粛疲れなど出ないように、気を付けてお過ごしください。
(インジュ)