「本国ワークショップ」レポート☆
アンニョンハセヨ!東京地方本部のエリナです。
昨年11/23~26、全国の幹部活動者研修として「本国ワークショップ」がソウルで行われました。
今回は、そのレポートをしたいと思います☆
【1日目】
全国から仲間が集結し、ホテルで開会式が行われた後、
韓国で「OK貯蓄銀行」の経営者としてご活躍されている崔潤氏の講演および晩餐会が行われました。
崔氏は社会貢献も行っており、プロバレーボール球団を創団、国内外問わず学生やスポーツ選手に奨学金を支給されたりと多岐に渡り活動されています。
在日として韓国社会に貢献されている方のお話は、とても貴重な時間となりました!
晩餐会の後は、各班に分かれての班別活動です。
班別活動のミッションは、「インパクトのある写真を撮り、交流を深める」です!
私の班は20歳1人、21歳3人、アラサー2人という何とも年の差がある組み合わせ(笑)
色んな案が出る中、ソウル市庁前を通り過ぎた時に「デモ隊を再現してみよう」というアイディアが生まれ、寒空の下せっせと小道具を設置し始めることに。
みんなが一丸となり、バッチリ良い写真が撮れました!
【2日目】
分科会ワークで、3つのセクションに分かれて学習しました。
- 南北統一(第2トンネル見学&脱北者青年とマイストーリー交換および交流会)
- 歴史・人権(元従軍慰安婦の住む「ナヌムの家」訪問&日本軍「慰安婦」歴史館見学、感想交換会)
- 経済活動(2社の企業訪問、在外同胞との交流会)
私は②歴史・人権グループだったので、ナヌムの家を訪問しました。
元慰安婦のハルモニ(おばあさん)達に直接お話は聞けませんでしたが、ガイドさんの丁寧な説明のもと歴史館を見学し、ハルモニの実体験を再現したアニメおよびインタビュー映像を通して学びました。
訪問後は、このセクションのコーディネートをしていただいた弘益大学校助教授 金雄基先生との感想交換および補足学習が行われました。
学習を通して、現地の生の声を聞くことの大切さを改めて知りました。
生々しい様々な実体験を見聞きし、ショックを受ける事柄が多かったです。
日本に住んでいると入ってこない情報が沢山有り、慰安婦問題における様々な認識の違いがありました。
またこの問題は日韓だけではなく、人権問題として世界的な問題であることを学びました。
これからは多文化共生時代なので、偏りなくグローバルスタンダードな考えが必要だと個人的に思います。
このような残虐な出来事が、二度と起こらない世の中であって欲しいと願わずにはいれません。
【3日目】
各班で2日目に分科会で学んだことを話し合い、発表を行いました。
それぞれが得た知識を共有し、学ぶことが出来た有意義な時間でした。
発表内容は、何らかの形で参加できなかった多くの方にも共有できる機会があることを願います。
そして最終日の夜は、サムギョプサルに舌鼓を打ち二次会で盛大に打ち上げ!
ここで、初日の夜に班別行動で撮影した写真の大発表会です☆
各班長がプレゼンし、1番面白かった班を会長が決めます。
熱のこもった個性あふれるプレゼンが繰り広げられ、めでたく優勝したのは…
なんと、我ら7班の「市庁前デモ」写真でした!!嬉しかったー!
二次会後は、それぞれ仲間達と思い思いに楽しい夜を過ごしました。
今回私は初めて参加しましたが、多くの学びがあり、自分がこれから在日として人生をどう歩んでいくかを考える時間にもなり、とても充実した4日間でした☆
また、全国に青年会の仲間が出来たことは何よりの財産になりました^^
ここでの学びを、今後多くの方に伝えることが青年会の役割だと思います。
最後まで読んで下さりカムサハムニダ☆
(青年会東京本部 エリナ)