ソウルにもあった、至福の「3000円級パンケーキ」
チョンソンです。
少し前に菅義偉官房長官の好物が、ホテルニューオータニ内のレストランの「ニューオータニ特製パンケーキ」(消費税込3080円)だというのが話題になりました。
https://www.newotani.co.jp/tokyo/restaurant/satsuki/cake/
写真を見る限りでは、確かに季節のフルーツとクリームに彩られていておいしそうだけど、「庶民からしたら3000円のパンケーキなんて! マリー・アントワネットかよ!」とプチ炎上してましたね。でもこの「3000円クラスのパンケーキ」、実はソウルのカフェにもあるんです……。
仁寺洞や北村に近い鍾路区の益善洞には、韓屋を活かしたカフェやレストランがひしめいています。でも最寄り駅の鍾路3街界隈は安い焼肉屋や食堂も多く、かわいいとおいしいが一度に楽しめるので、チョンソンも大好きな街のひとつです。この益善洞に『トンベッ洋菓子店』という、パンケーキの専門店があります。
椿のマークが目印。住所は鍾路区益善洞 166-73。
トンベッとは椿のこと。日本語で言うところの『椿屋洋菓子店』みたいなもんでしょうかね。店内は温かみのある照明とレトロな雰囲気になっていて、SNS映えを相当意識しています。
いかにもなカワイイ系の内装ではないので、男性同士や大人カップルでも浮かずに済みそう。
パンケーキはイチゴや抹茶、プレーンや季節のフルーツなど、シーズンで微妙にメニューが違います。で、このフルーツのせパンケーキのお値段が、軒並み20000W以上となっているのです。私とソウル在住の友人はシェアすべく「いちじくのパンケーキ」をオーダーしましたが、24000Wでした。円高な今のレートだと2000円ちょいだけど、時期によって変わるので「3000円パンケーキ」って言ってもいいよね? ニューオータニのパンケーキも、税金を入れなきゃ2800円だし……。
「日本じゃこんな値段のパンケーキ、食べたことないよねえ」とか話しながら待っていると、真っ白なクリームの上にいちじくがのった、ラブリーな丸い物体がやってきました。そしてクリームの甘味と新鮮ないちじくの酸味、ふわっふわでとろけそうなスフレパンケーキは、確かに「うわぁ~」とうなっちゃうお味。あー、書いてたらまた食べたくなってきた……。
見た目も、とにかくかわいい。
俯瞰でも撮ってみた。
『イクソン1937』というドリップコーヒーは7500Wで、友人と2人でしめて40000Wのお会計でした。ホテルのラウンジやカフェならまだしも、街のカフェでこの値段とは……。チョンソンいきつけのテジカルビ屋の昼定食(6000W)を6回食べても、それでもおつりが来るわーい! とはいえパンケーキはSNS映えするだけではなく味もおいしいし、その上こうして「3000円パンケーキ食べちゃったあ~」と人に言えるのだから、決して高くはない……のかな?(よくわからなくなってきた)
でもこのお店、ティータイムは行列必至で1時間待ちもザラなのだとか。チョンソンと友人はブランチすべく、朝10時の開店に合わせていきましたが、それでも他に2組のお客さんがいました。そしてスフレパンケーキが焼きあがるまでに約30分は待つので、時間に余裕がない日はオススメしません。が、なんと朝10時から夜11時まで開いているので、スルチプで飲んだ後のシメスイーツにもいいかも。近くに行かれた際には、ぜひ寄ってみてはいかが?(強引には勧めないけど)
それではアンニョン。
https://www.instagram.com/dongbaek_official/
ウェイティングスペースに唯一あった椅子は、ロッキングチェア。映えてます。
(チョンソン)