あんにょんブログ
青年会みんなの情報ブログ日中韓におけるSDGsは、未来の東アジアを作るロードマップだと確信した話②
こんにちは。どうもお久しぶりです。しげきむです。
前回のブログでは、北京で開かれたヨシジェフォーラムとはなんだったのかについてお伝えしてきました。(前回記事はこちら)
今回は、それらに加えて北京に実際に行ってみて感じたことをまとめていきたいと思います。
■ 北京に実際行ってみて感じた ココが凄いよ中国「大陸」3選
未来のために想像力を使った後は、イマココに立って目の前に集中する瞬間が必要かと思います。
北京に行ってみて、綺麗にその瞬間が訪れました。
中国はすげぇですよ。200年前まで広大なアジアの中心地であったわけですから。
そのすごいなと思った3つのポイントです。
1. 街がめちゃくちゃ大きい
1つ目のポイントはをまとめるとこれに尽きます。街自体がめちゃくちゃデカイ! 地図を見ると、京都のような碁盤の目のようになっていて、一区画分ぐらい余裕で歩けるんじゃないかと思ってしまいます。しかしながら、それは大きな勘違いであることに気づく頃にはもう汗だくになっているはずです。もちろん、かなり良い運動にはなります(笑)
今後北京に行かれる予定がある方は、市内のA地点からB地点まで行くのには、電車かバスかタクシーに乗るのを前提に考えておいた方が良いと思います。
北京市民たちを見ると、皆さんちょっとした移動は自転車やら小型のバイクやらに乗りまくってましたね。
街が大きいということもあってか、観光のために訪れた天安門広場もこれまためちゃくちゃデカイ。どれぐらい大きいかというと、ざっと4000年分!(体感)でした。(笑)
故宮の中も、はちゃめちゃな大きさです。時の皇帝が一生を城の中で過ごすとしても不思議ではない広さで、中国4000年の歴史の中で培われたスケールの大きさ(のようなもの)を感じることができました。
言い換えると、普段日本(特に東京)に暮らしていて慣れてしまっている視界が、一気に広がった感覚です。視界が広けていることで、雄大に長期的に思考することができた、そして代表的な中国の学問である帝王学もそのような視界の広さから生まれたのだと自然に理解しています。
1つ目の凄いポイントは、「視界の広さ」です。
2. ご飯がめちゃくちゃ美味しい
日本でも中華料理を好きな人は多いと思います。中華料理が好きな人が北京に行って、好き度合いがさらに増すことは間違いないです。
何が美味しかったかというと全部です。(笑)
チャーハン、羊肉串(韓国語ではヤンコチ)、にんにくの串、魚の水煮(辛いやつ)、フレンチトースト串焼(中華料理かどうかは謎)、ヤンジンビール、くらげetc・・・
一皿のとてつもない量もさることながら、もう何食べてもどんどんお腹が減っていくような感覚です。中国のスパイスもたまらぬ。。。
中でも北京ダックは最高中の最高でした。2人で3匹美味しく頂きました(_ _)
ここだけの話、僕は韓国料理よりも中華料理の方が好きです(笑)
なんでかって当たりハズレがないから。
韓国料理ももちろん美味しいものいっぱいあってこの店のこれが美味い(例えば、チョナンの水カルビとか)という一品もありますが、中華料理は華僑ネットワークのおかげもあってか、日本に住み慣れた人の舌には合っているのではないかと思います。
なんてたって、食い慣れてるものの本場、というわけです。
中華料理といえば、安い・早い・量が多い・美味いという4拍子が揃っていると思います。
仕事で客先に出向いた後に、ちゃちゃっと美味いもん食いたいときは、絶対に中華料理がおすすめです。
本当にハズレがないので。
今でこそ韓国料理もキムチをキラーコンテンツにして世界中で広がりを見せているところですが、華僑ネットワークによる海外の人たちに舌を慣れさせたというのは結果として大きいと思います。
ただ、私個人としては、在日韓国人の作る韓国料理は最強だと思っています。
牛すじ、焼肉、とある路地裏のもんじゃ焼き、創作キムチetc・・・・とても美味しい料理を出すお店をいっぱい知っています。
これらのクオリティーであれば世界でも絶対に人気が出るはずです。
(なので、在日の皆さん、韓国語を問わず語学は頑張った方が良いですよ!)
すいません、少し話がズレました。
ちなみに、ホテルで食事をする機会もありましたが、在日韓国人の同行者には不評だったようです。
確かに、魚を煮た料理でスパイス抑えめのものは平気で泥臭かったりするのですが、僕はその泥臭さも中国の大地を味わっているようで、むしろそれも味だと思いました。
2つ目の凄いポイントは、「ネットワークにおける創作力」です。
3. 偏見がなくなって新しい知見が開ける
街なかの人たちを見ていると、何事も自由に行動する人たちという印象を受けました。すごく素朴なイメージです。
テレビで映る中国人のイメージと全然違います。
確かに、列に並ばないとかそいうのはありますが、抜かす方も抜かされたこっちも視界が広がっていれば別にそんなことどうだって良いわけです。ひとつぐらい順番が遅くなっても死にませんので。
日本の文化とは違う部分が多いため、同じことを日本でやったら敬遠されるのも分からなくもないですが、大きな北京にいれば全然許せました。
前が空いていればしれっとそこに入る。
ニーハオって言ったら知らない人でもニーハオで返す。
かわいいねと言ったら素直に喜ぶ。
すごく行動原理やリアクションが分かりやすいので
中国語の響きも相まってか、街の人達が可愛く感じるようになります。
いざ北京に行ってみて、それまで全く興味なかった中国語を喋りたいと思うようになりました。
ここで対立軸を用いて考えてみましょう。
理想のためにうっすら我慢している人と、現状には妥協しつつも素直に生きている人。
どちらの方も未来のために頑張っています。
前者は、不平不満を言わずにひたすら欲しい未来に向かって頑張る。
後者は、未来はどうなるか分からないけれども素直に今を頑張る。
これを読んでいる皆さんはどっちのように生きたいですか?
私の個人的な解釈ではありますが、
前者は、日本の若者になぞらえています。
老後に楽するために、今辛くても必死に頑張る。
満員電車乗る、遅くまで働く、マナーを守る人が最高。お金が全て。
それって幸せですか?
臭いものに蓋するおかげで臭いものがどんどん臭うようになってますよね〜
後者は、私が感じた中国の人の生き方です。
ある種の諦めにも似た境地があります。
もちろん言語ができない分多少のバイアスがかかっていたりするかもしれません。
ですが、中国政府を褒め称えているわけでもなく、日本社会をディスっているわけでもなく、私が中国人になりたいと言っているわけでもなく、
ここで言いたいのは
日本に住んでいても、個人として社会に価値を創出・還元しながらも、自由に生きる方法ってあるよねということです。
この方法というのは、現時点の私は、他人に振り回されない・真実を見る・好奇心を持つということなのかなと思っています。
それらの観点からすると、この中国観光では偏見がなくなっていったという貴重な経験をすることができました。「なくなっていった」のであって「なくなった」わけではないと考えています。
偏見がなくなる瞬間、それは逆に知見が開ける瞬間です。
旅ってこういう瞬間があるから良いですよね。
というわけで、3つ目の凄いポイントは「社会還元型自由な生き方」です。
今回は、北京にいって感じた3つのポイントをまとめてみました。
次回は、どのように青年会やほかの事に活かしたら良いか、まとめて書いてみたいと思います。
それでは、また。
(しげきむ)