あんにょんブログ
青年会みんなの情報ブログ済州の風習、新旧間
あんにょんはせよ~
毎月1回、 済州の暮らしをちょこっとご紹介していく『済州紀行』担当のすんじゃです。
少しづつ暖かくなってきたかと思えば、また寒さが逆戻りの済州です。
韓国は3月から新年度なので、今大忙しなんです!
実は私済州に来てから三度目の引っ越しをすることになりバタバタしていました…
日本に住んでいた頃は、物心ついてから引っ越しをしたことがありませんでした。
田舎に住んでいたからか、転校したり引っ越したりということも身近ではなく、
漠然とした憧れがあったのですが、いざしてみると本当に大変ですね!
ミニマリストとは真逆の生活を送っているので、頭を抱えています(笑)
さて、済州には引っ越しにまつわる独特な風習があるんですが、ご存知ですか?
その名も「新旧間(シンクカン/신구간)」!
毎年大寒の5日後から立春の3日前までに家を修理したり、引っ越しをしたりするそうです。
済州には、約1万8千ほどの神様がいるといわれているんですが、
地上にいた神様達が天上に行って、新しく地上に下ってくる神様が降りてくるまでは
島に神様たちがいないために普段神様たちを恐れて慎んでいることをしても、災いが降りかかることはないんだそうです。
その期間を新旧間と言って、今でもその時期によく引っ越しをします。
ただ、最近は本土のほうから移住してくる人がとても増えているので
必ずこの時期以外に引っ越しはしないというわけではないでしょうが…
まだまだ残っている済州の面白い風習の一つです^^
そして、韓国で語学留学をしていた方や、一人暮らしをしていた方は
使ったことがあるかもしれませんが、都市部ではアプリで部屋探しをすることが多いです。
직방(チッパン)や다방(タバン)といったアプリは、CMもよくやっています!
しかし、ここは済州。こういったアプリを使うと物件数が少ないんです…
なので、最近は오일장신문(オイルジャンシンムン/五日市新聞),
교차로부동산(キョチャロブドンサン/交差路不動産)などで探すことが多いですよ!
また、韓国には独特の家賃システムがあります。
まずは、保証金。あるところもあれば、ないところもありますが
一般的にはあります。これは退去する時に帰ってきます^^
毎月払う家賃もありますが、チョンセといって
何千万ウオンから1億ウォンなどを入居する時に一括で払い
退去する時に全額返してもらうといったシステムもあります。
また、ニョンセといって、1年分の家賃をまとめて払う方法もあります!
これにすると、大体毎月家賃を支払うよりもその家賃一か月分くらいは安くなることが多いです。
こうすると毎月家賃を払うわずらわしさもないですし、大家さんも管理がしやすいですよね~
恥ずかしながら、日本で一人暮らしをしたことがないので、日本ではどうか分かりませんが
韓国では管理費というものがあります。
アパート、ワンルームなど、どんな住居タイプの家に住むかにもよりますが
一人暮らしをワンルームでする場合、大体3万ウォンから高くて8万ウォンくらい毎月支払います。
これも家によって様々ですが、水道代、共同で使う電気代、インターネットなどが含まれていることが多いですよ。
初めて来た時には、何にも知らなくて説明されるがままでしたが、
引っ越しも3度目になると手馴れたものです(笑)
ただ、韓国では不動産トラブルも多いと聞きますので、できれば知り合いに付き合ってもらったり、韓国に親戚がいるアピールをしたりして気を付けるのも大事なポイントですよ!
(すんじゃ)