知ってるようで知らないかも!?韓国のクリスマス
- アンニョンハセヨ!東京のエリナです。
平成最後の年の瀬、みなさまいかがお過ごしですか?
12月のイベントといえば、クリスマス!
各地方でもクリスマスパーティーが開催されてますよね^^
そこで今回は韓国のクリスマスを、日本との違いも交えつつお伝えしたいと思います!
①12月25日は祝日
もともと12月25日のクリスマスは、イエス・キリストの生誕をお祝いする日。
人口の3割がクリスチャンといわれている韓国(ちなみに日本は1%!)では、「성탄절(聖誕節 ソンタンジョル)」といい、国民の祝日と定められています。
しかし宗教に関係なくクリスマスは一大イベントなので、日本同様、街は華やかなイルミネーションに彩られ、クリスマスの飾りつけで賑やかな雰囲気になります。
12月24日のクリスマスイブが1番盛り上がり、25日当日は教会でおごそかなミサが行われます。
無宗教の方は、楽しい休日として友達や恋人や家族と思い思いに過ごすので、このあたりは日本と同じ感覚ですね。
ちなみに韓国はお釈迦様の誕生日でもある旧暦4月8日も祝日なので、キリスト教と仏教の祝日をどちらも公休日として定めた国は東アジアで唯一なようです!
お寺にツリーが飾られているのは、韓国ならではの光景ですね。
②旧正月までクリスマスモード
日本では、クリスマスが終わった途端に一斉にツリーや関連したものが撤去され一気に門松が飾られ始めますが、韓国ではクリスマスが過ぎてもそのまま残っていることが多いです。
例年、1月下旬から2月上旬に行われる旧正月が終わったころ、撤去されます。
これは新暦よりも旧暦に重きを置いてる国ならではなのかもしれません。
あとはすぐに片付けるのがもったいないからというのもあるかもしれませんが(笑)
もし1月や2月に韓国へ旅行に行ったら、引き続きホリデーシーズン気分が味わえますね!
余談ですが、私が留学してた当時、家の近くのキムパプ屋さんは1年中クリスマスツリーが飾られていました(笑)
留学経験や滞在経験者の方は、割とよく見かける光景ではないでしょうか。
③クリスマスカードでご挨拶
日本では年賀状を会社の人に何十枚、何百枚と送る習慣がある方もいらっしゃると思いますが、年賀状文化があまり無い韓国では、仲の良い友達や大切な人にクリスマスカードを送ることが一般的です。
年末年始の挨拶でよく使われる、「새해 복 많이 받으세요」(よいお年を迎えてください)という言葉が添えられて送られることも多いですね^^
本屋さんや文房具屋さんには毎年種類豊富なクリスマスカードが並んでいるのを見ると、スマホ社会である韓国でも、手紙を渡すことが多いことが分かります。
ちなみにハガキではなく、カードで渡すことが多いです。
韓国のお友達やお知り合いに年賀状を送ると喜ばれるかもしれませんね^^
以上、独断で3つお届けいたしました!
여러분 해피 멜리 크리스마스♪(みなさまハッピーメリークリスマス♪)
◎おまけ
韓国語でサンタは「サンタハラボジ(おじいさん)」、トナカイはルドルフ(루돌프)と呼ばれています。
ルドルフは、1938年のアメリカ・シカゴで誕生したクリスマスのキャラクター名が由来です。
ちなみに日本語の「トナカイ」の語源は、アイヌ語だそうです!
寒い地方に住む、大型のシカを指す言葉とのこと。