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言語の習得こそ自己責任ですけど何か?~在日韓国人のシドニー滞在記~

言語の習得こそ自己責任ですけど何か?~在日韓国人のシドニー滞在記~ 言語の習得こそ自己責任ですけど何か?~在日韓国人のシドニー滞在記~

Hey guys!

 

最初の挨拶はこれでいこうと決めました、どうもしげきむです。

 

さてさて、早速ですがこの記事を読んで頂いている方には、自分も海外で留学してみたいな〜とか、資格を取りに行きたいな〜とか考えている方も多いのではないでしょうか?

 

となるとやはり心配になるのが、その国の言葉だと思います。

僕は好んで英語圏にいますが、韓国への留学を考えている方も多いはず。もしかしたら、マンダリンであったり、フランス語やドイツ語であったり、その他の言語の地域を考えている方もいるはずです。今回は、僕の経験を元に、英語だけに限らず、留学希望者あるいは他言語習得を希望している方に向けてお役に立てる記事にできればと思います。

 

※一旦ここではVisa問題における韓国籍やら日本籍という問題は置いておきます。Visaの件で一つ言えることは、韓国籍なら韓国政府の取り扱い、日本籍なら日本政府の取り扱いになるということです。

 

  1. 言語習得を目指すなら、目標の一歩先を目指せ!

 

いきなりハウツー記事のようになってしまい申し訳ありません(笑)

 

ここで僕が何を言いたいかと言うと、例えば現地の大学に行きたいとします。その際、必要となるのが、その国の言語をそれだけ習得しているかという資格です。英語圏では、IELTSやTOEFLといった試験がそれにあたります。ある一定のスコアがないとそれで足切りされてしまうといったようなものです。

 

例えば、IELTSで7.0が必要だとします。これはかなり高いスコアで、イギリスのオックスフォードやケンブリッジ大学への入学申請要件レベルになります。このとき、7.0を取りたいなら目指すレベルを8.0にする必要があります。

 

なぜか?

 

この手の試験の言語は勉強すればするほどその言語の使い手として認められるだけでなく、血肉となって使えるようになっているからです。

 

試験対策は短期間で進められる場合が多く、同じ時間を使って勉強するなら、高い目標に向かっていた方が勉強の密度を高めることができ、最終的な着地点が仮に下振れした場合でも、当初よりも高いスコアが取れるためです。英語やヨーロッパの言語であれば、CFER A1〜C2というレベル分けが統一的にされていますので、気になる方は調べてみてください。まずは、C1を目指しましょう!

 

 

  1. 言語習得は、一日にしてならず。日々の積み上げが一番大事です。

 

留学に行く前によく聞く話ですが、行った先で自分と同じ言語を話す人達とつるんでしまって、全く現地の言語が身につかないという警告をしばしば耳にします。

 

確かに、英語圏やヨーロッパ圏の言語と、特に漢字をベースにした東アジアの言語の成り立ちは全く違うので、人間の本性が怠け者であるということを前提にすると、それは仕方ない現象なのかもしれません。友人がいた方が断然楽しいですし。

 

僕はこの事実に対してある仮説を持っています。「現地で日本人とツルんでしまって言語が身につかなくなった」「言語は使えば使うほど良い」etc

 

これが全てではありません。

 

というのも、日本で海外の言語を勉強するだけである程度喋れるようになっている人たちがいるからです。

 

彼ら/彼女らが何をしているかというと、日々勉強していた、それだけです。単語を覚えたり、その国のコンテンツに触れたり、その国の友人と仲良くしたり、新聞読んだり、文法勉強したり、等など、少ない機会ながらもできることを少しずつ積み重ねているということです。この勉強方法は、留学行く前から身につけておきたい生活習慣とも言えるかもしれません。一日15分でも勉強する癖を付けておきましょう。

 

で、このブログを読んでいる方の未来のために、お節介を申し上げると、機会がある(留学している状態)にも関わらず、同じ言語を使う人達と、お互い通じる言語でしかコミュニケーションしないのは、ただの怠けだということです。そういう人たちとは距離を置きましょう。

 

 

  1. でもやっぱり、結局は人柄と中身。

自然にその言語ができるからといって、友達ができるとは限りません。僕の経験では、オープンマインドでフレンドリーな人ほど、ダメなやつを見抜く能力が著しく高いです。例えば、挨拶しない、ぶつかったときにごめんの一言もない、平気で嘘をつく、ごまかす、人を見下す・・・などなど、当たり前にすること・しないこと、日本ではしつけの一貫として捉えられるものを、避けていると、残念ながら人だけではなく仕事も興も冷めていきます。そのスピードは日本よりも圧倒的に速いです。

 

あるパーティに参加していたとき、僕がオージーと喋っていると、途中から割り込んできた僕より英語ができる人が割り込んできました。ここまではよくある光景です。その後、3人で話をし始めようとしたとき、割り込んできたその人は、自分の聞きたいことだけを今まで一緒に喋っていたオージーに聞き始めたのです。オージーは人通り喋るのをやめると、持ってたビールを飲み干してどこかに消えていきました。せっかく盛り上がっていた、会話は解散し、興まで冷めさせられるとは。

 

その後そのオージーと話す機会があったのですが、あの会話を盛り上げられずに申し訳なかったと。会話の流れをぶった切られただけでなく、オーガナイズできず違和感があったので抜け出したそうです。

 

こういう気遣いは、正直言って、海外の人の方が得意ですし、違和感に対して敏感でもあります。個人主義ではありますが、リスペクトという気持ちを共通項としてやり取りします。

言語ができるできないに関わらず、お互いに気持ち良い関係でいられるように、細心の注意を払わないと、気持ち悪いやつだと思われます。リスペクトを示すことができさえすれば、残りのほとんどのコミュニケーションはOKです。上記で割り込んできたような無礼なアジア人だと思われないように気を付けてください。

 

 

まとめ

今回は、英語に限らず異文化圏でコミュニケーションをする際の心構えのようなものを書かせていただきました。余計なお世話だったかもしれませんが、これを頭に入れておくだけで、現地で生活し始めた際に、イライラせずに済むかもしれません。

 

次回は、僕が実際に受けた試験とその勉強法について書きたいと思います。それでは。

 

 

See you soon!

 

(しげきむ)