あんにょんブログ
青年会みんなの情報ブログ韓国、いよいよ登校開始
あんにょんはせよ~
毎月1回、 済州の暮らしをちょこっとご紹介していく『済州紀行』担当のすんじゃです。
韓国はいよいよ登校授業が始まりました。とはいえ、全学生が一斉に始まる訳ではなく、高3から順次に始まることになり、5月20日から本来の新学期開始から約2ヶ月半経っての登校です。
本来は高3が5月13日から登校開始のはずが、直前に梨泰院のクラブで感染者が出始めたことにより1週間延期となってしまいました。
しかし、学歴社会の韓国。
高3・中3は進路の問題もあり、これ以上登校授業を延期することは難しいと教育部が発表しました。
反対の意見も多い中、いよいよ新学期がスタートしました。
生徒が一斉に玄関に登校してくる場合は2m以上距離をとるようにされています。
そして、登校時は必ず体温チェック。
また、生徒たちはスマホを使って一日に三回自分で健康チェックを行うことになっているようです。
給食の配膳をする列に並ぶときも、必ず距離を置くように床にステッカーが貼られていました。
学校では常にマスクを着用させられています。
生徒も教師もです。
マスクをしながら授業をするのも授業を受けるのも大変ですね。
ある地方では、一日中マスク着用して授業を受けた高校生が倒れたというニュースもありました。
5月の連休中に済州島のある病院関係者が梨泰院のクラブに行ってきて感染していたものの、今のところ2次感染はありません。
しかし、学校はウイルス感染拡大しやすい環境です。
学生たちの中で感染者が出ると、地域社会に広がる危険性もありまだまだ油断は許せない状況です。
しかし、ソウルなどの首都圏では登校授業開始するやいなや感染者が増えてきたことを受けて、またオンライン授業に戻ってしまいました。
まだまだ普通の生活には戻れないようです。
前回、オンライン授業の長所・短所について個人的な意見をお伝えしましたが、久しぶりに生徒たちの顔を見て授業をするのは円滑なコミュニケーションをとることができるし楽しいものですね。
はやくマスクを脱いで笑いながら生活ができる日が来てほしいです。
(すんじゃ)