TWICEにIZONE 日韓コラボアイドルが韓国で次々とデビューする理由とは
韓国で日韓コラボアイドルである“IZONE”がついに始動した。韓国での人気番組である『PRODUCE101』からの派生番組である『PRODUCE48』からの選抜で選ばれたメンバーだ。
『PRODUCE48』は、AKB48 の総合プロデューサーである秋元康が加わり、始まったオーディション番組で、韓国だけではなく、日本からもSKEの松井珠理奈やNMBの白間美瑠など日本でも人気のアイドルたちがこぞって参加した。
「ケーブルとしては異例の高視聴率で、番組の平均視聴率は3.1%、最高視聴率は4.4%。9週連続、同時間帯1位を記録しました。韓国だけではなく、中国でも人気だったらしいですよ」(韓国芸能関係者)
そして、先日、数か月に及ぶオーディションの結果、HKTの宮脇咲良、同じくHKTの矢吹奈子、AKBの本田仁美といった日本人アイドルを含む12人のメンバーが発表されたのだ。
「この番組は国民プロデューサーと呼ばれる、視聴者参加型のオーディションになっています。韓国で行われる番組なので、日本人は不利と最初は見られていましたが、オーディションを重ねるに連れ、その子の人となりが見え隠れし、感情移入する人が続出。日本人だから、という感情を持つ人はほとんどいなかったと思います」(前出・韓国芸能関係者)
TWICEをはじめ、昨今、日韓コラボアイドルが増え、韓国でデビューしたアイドルが日本で活躍する逆輸入も増えている。その背景とは何なのだろうか?
「マーケットですね。グループに多国籍出身者がいたほうが、そのメンバーの出身国でプロモーションがしやすい。日本だけではなく、中国やタイ出身者のアイドルたちが韓国で活躍しています。また、韓国国内でも、アイドルたちは飽和状態。それに少しでも差別化するために、多国籍型のアイドルをデビューさせる傾向があるように思えます」(前出・韓国芸能関係者)
TWICEにIZONEは続くことができるのか、今後の活躍が楽しみである。
(松庭直)