あんにょんブログ
青年会みんなの情報ブログ30歳ギリギリでワーホリに来ましたけど何か?〜在日韓国人のシドニー滞在記〜
Hey guys!
どうも、しげきむです。
あっという間に11月です。クリスマスや年末を意識し始めるころかと思いますが、こちらは完璧に夏です。日差しが強いったらありゃしない。
12月の話をしているのに暑いというのは新しい感覚で、自分がオーストラリアにいる事実は疑いつつも、本当に地球は回っているのだなぁと感じさせられます。
僕がこの南半球の大地に足を踏み入れてからもうすぐ1年になろうとしています。In a blink of an eyeという表現がありますが、文字通り片目がまばたきをするぐらい一瞬で過ぎ去りました。僕は30歳での失恋を機にオーストラリアへのワーキングホリデービザを取得した良いご身分ですので、将来のことを考えてこっちでもう一度学生をやるくらいの余裕はあるわけです。何になろうかなと小学生のときのように考えています。
今日は個人的な話も交えて在日韓国人がオーストラリアで
「何者かになり直す」
ということに対して少し書いてみようと思います。
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1.オーストラリアと、日本や韓国は社会的な背景が異なりすぎる
国民の力を使って、選択と集中のもとに経済発展や国力の増強に腐心してきた日本や韓国であるとすると、オーストラリアは入り口を全開にしておいて、ある一定の規制の中で経済活動をさせ優秀な人にだけ残ってもらうという移民頼みの国と言えるはずです。今でも移民は増えていて、その後の永住権の申請を見込んでオーストラリアで勉強する人は多くいます。そのため、何歳で学生をやっていても変ではありません。30歳を越えて、学生をやっているという人も全く不思議な存在ではないということです。年齢に関係なく、同級生は同級生として接することができます。おそらく敬語という考え方が存在しないのもその状況に寄与していると思います。
丁寧さや親切さという考え方は存在するのでそこは断っておきます。
2.パスポートの国が窓口
在日韓国人がオーストラリアにワーキングホリデーや学生ビザを申請しようとしたときに、どこの国の所属として扱われるかというと、それはパスポートの国です。韓国籍なら韓国、日本籍なら日本。(北朝鮮は知りません。)仮に、両親が韓国人で、アメリカで生まれてアメリカ国籍を持っているなら、アメリカ所属として扱われます。ですが、必ずしも自分を◯◯人と名乗る必要はありません。そのため、このブログを読む多くの人は、パスポートの国所属として学生ビザを申請する形になります。
また日常的な場面で出自を名乗るなら、在日韓国人はI’m from JapanでOKです。オリジナルを言いたかったり聞かれたりしたときに、初めてSouth Koreaだと言えば大丈夫です。もちろんI’m Koreanと言いたければそれはそれで問題ありません。
3.自発性が命
ある一定の環境下(ここではビザの種類)の中で、自発的に事を起こそうすることがオーストラリアで道を切り開く唯一の道標だと思います。これはビザの中で許される行動範囲という意味でも当てはまります。韓国ではどうだかわかりませんが、オーストラリアでは挑戦することに対してかなり寛容に応援してくれる人が多い印象があります。もちろん人に寄ります。しかし、すでにできているコミュニティなどに参加しても排他的な何かを感じることは全くありませんし、対等に話をすることこそが礼儀と考えている節もあります。自分の見識を広げておき、相手の話を安易にジャッジせず、それに対して自分の意見や考えぶつけられるかでその後に得られる成果は随分と変わってきます。これは今ある環境に対して働きかけて、より良い環境やマインドセットを作り上げていく広い意味でもあてはまります。
4.どんなことを学べるのか。
以外かもしれませんが、オーストラリアで学べることは最先端です。なぜなら公用語は英語で、英語が持つリソースにフルにアクセスできるからです。英語の情報量は世界一位です。情報があることによって、学術的な見地や経済価値に則った情報が手に入りやすくなります。つまり、オーストラリアでも広がりのある市場の中で、人・モノ・情報にアクセスすることは十分に可能です。
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以上をまとめると、オーストラリアでは何でもできます。特にビジネスについては、アメリカ・イギリスに対して常にアンテナを張ってキャッチアップを行っており、また中国とも交易が盛んなことからチャンスはごろごろ広がっているといえるでしょう。税金はべらぼうに高い一方で、政府新しい事業に積極的に投資を行うので、安定して経済が成長しているのもまた特徴です。情報と人の流動性は日本や韓国以上に高く、来たチャンスを片っ端から掴めるか否かが最も重要な態度になってくると思います。
というわけで、もし人生に行き詰まったら思い切ってオーストラリアに来てみる、というのも手かもしれません。
P.S. 世界中で生きて暮らせるように移動する城を将来的に持つようなイメージで、僕はもっとオーストラリアに残って勉強をしようと思います。
では、また次回。
(しげきむ)